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12/7

妻いわく、「昨日から私の姿が見えなくなるとなくようになった。進化してしまった」とのこと。

12/6

気づいたら左手の親指もガッツリくわえておしゃぶりするようになっていた。

右手だけだとタコになりやすいからむしろ望ましい。

12/5

どうも寝ているときに、聞いたことのないタイプの奇声を上げるようになった。

順調に成長しているようだ。

11/9

子どもが指を吸うようになったのはしばらく前から確認していたが、あまりにも泣きやまないので私の小指を吸わせるようになった。これがてきめんに効く。私自身が小学生になっても親指を吸い続けて、指にでかいタコを作っていた口で、もうそのクセはなくなったが、今でも試しに吸ってみるとすごいしっくりくる感じや安心を思い出すことができる。子どもが私の指を吸う吸い方はそれと完全に一緒だったから、気持ちが分かる。ということは有害なことも特にないと思うのだが、やりすぎると上顎に負担がかかる気もするし、なんか心配という気持ちも正直ある。それにしても凄い勢いで吸い付いてきて、真空状態を作り出すかのようである。お母さんはこんな勢いでくっつかれているわけだ。大変である。

11/8

色々あって妻とは仲直りしたがきつかったな。結果的にいえば妻が折れてくれた。つらいが、こんなことはなかったのでとても嬉しい。しかし夫婦の負担がでかすぎるので、もうこういうことは起こさないようにしたい。

11/7

私が趣味のことをやっていて子どもの様子見をおろそかにしていたら、遊びを優先させていたことにキレた妻が壁を殴るなどして抗議してきた。私は壁を殴られると自分を殴られたように恐怖を感じるため、そこから年に1回くらいの大声での論難をしてしまった。その後は死にたくなるほど落ち込んだ。正直、妻よりも自分が頑張っていると思っているからだ。この一年間のこともそうだし、私は客観的に言って他の旦那よりも遥かに育児にコミットしている。一日に十回オムツ替えをし、ミルクを作っては与え、妻を寝かせ、毎日欠かさず風呂にも入れている。それから炊事と買い物を担当しご飯も出している。ご飯は宅食にすればよい、それよりも乱雑な家の整頓が先だと妻は言う。そういう意見もあるだろうが、こちらの言い分もある。宅食は自宅が配達圏外だから難しいのではなかったか。コンビニ弁当では栄養が偏るから母乳への影響が心配と言っていなかったか。割高な食費を考慮しないのはどうなのか。それからこの家の家賃は誰が払っているのか。世の中の夫は、自分が食わせてやっているんだという。そして妻との軋轢が深まる。私も同じ穴にはまっている。確かに私からは母乳は出ない。私は妊娠していたわけではない。私は母にはなれない。だが毎日欠かさず病院に行き、ほしいものを買っていき、家のことをし、里帰りしても不安だというから、生活の大半を義実家に間借りして行った。そういうことについて彼女が本当に感謝しているのかわからない。節目節目でお礼の言葉は確かにもらう。なるほど女性はこういう日頃からのお礼の気持ちが大事だ、と通俗的によく言う。それは、無いよりはあったほうが嬉しい。だが、それだけの蓄積をしてもなお、ちょっと遊んだくらいでいきなりヒステリックにブチ切れられるのはたまらない。それも、やはり私だけが悪いというわけではない。子どもは寝ていて、一時間後に授乳だからまだ寝ないと言っていたから私は部屋に引き上げたのであって、しかも別にずっと遊んでいたわけでもない。子どもの言い訳じみていて嫌だが、仕事のためのデータの移し替えをしていて、それが終わったら仕事に取り掛かろうとしていた。風邪だというから早めに帰ってきて何か対応できるようにしたのだ。そもそもここに来る前に食事の買い物をし、午前中は彼女のための風邪を直すためのマスクや栄養剤やのど飴を薬局で調達したりしたのだ。こんなにやってあげているのに、と思う。もちろん私が倒れたらしてくれるのかもしれない。だけど私はなかなか倒れない。だから心が倒れそうになる。不公平だと思う。倒れたときにやってくれるのかもしれないが、だからといって今この瞬間にいくらやってあげても、それを考慮してくれないのであれば意味がない。私は考慮してほしいと思っているのではない。そういう考え方はよくないと思っている。ただ、突然の暴力的な叱責に、そういう考えを掘り起こされる。私がよくやっているからこそここまで我慢したという。さすがに、言葉が軽いだろうと思わざるを得ない。世間の産婦は大変な苦労をしていると思う。中でも妻はもろもろの症状がひどく、しかも体が弱い。私がいたわるべきだとも思う。だが、口が裂けても直接は言えないが、体が弱いことの責任を私がなぜ取らなければならないのか。要領が悪いことで私にかかっている負担をなぜ私が負わなければならないのか。ひどいと思う。つまりは結局、目に見える範囲でサボっているように見えるときがあるとたまらないから私を攻撃したくなるし、してもいいと思ってしまうのだ。別に狙って嫌がらせでやっているわけではない。たまたまだ。いや、彼女からしたら日に一度はある頻繁な悪癖かもしれない(ソーシャルゲームのようなものを想定してもらえばよい)。それでも、つらい思いをして仕事にいき、納期を管理し、うちでは炊事と買い物と洗い物の全てをし(洗濯は妻)、オムツ替えとミルク作りをしている。そもそも一年間に渡る介護生活で私も壊れてしまっているのだ。私は心から今の私の状態はマシな方だと思っている。絶対に。

ただ、家庭を壊したり失ったりするのは怖い。死んだ方がマシだと思うほどつらいが、死ぬのも怖い。妻は私を傷つけて私のモチベーションを破壊し、その結果仕事に大きな影響を与えても何の補償もしてくれない。家計を共有しているという気持ちもなければ、私の仕事をリスペクトしていない、と判断せざるを得ない。じゃあどうしたらいい。それだけ私がつらかったとは考えないのか、と常に言う。いいよなと思う。そう言えばなんでも正当化されるんだから。私は忘れっぽい。妻に自分から当たり散らすことは皆無だ。不公平だなと思う。私が攻撃的で横柄で封建的で乱暴な性格だったらよかったのにと思う。彼女の実家の親や祖父のように。本当にそうだ。彼女の父のように怒鳴ればいい。怒鳴ってやろうか。私は甘やかしすぎる。

さんざん言い合いをしてなんとなく人間関係が回復したように見える翌朝だが、こんなことを何年も繰り返していて、信頼を失ったり取り戻したりして、私なりに凄まじい努力をして、また同じことをして、その際に「結局また心の中で信頼メーターが減ったんだな」と思わされ、私は常に評価される方だ。こんなんだったら私から捨ててやりたいという気持ちになる。能動的に傷つける側に回りたい。できるものなら。できるはずなどないが。それがかわいそうだったから実家から連れて帰ってきたのに。帰ってきたら幸せな生活があるものだと思っていたのに。

禁忌問題のようなものなのかもしれない。それさえ防げば幸せな生活だろうに。

書くだけ書いて、全てを忘れて、生きていこうと思う。復讐のチャンスを狙いたいという気持ちもあるけれど、どうせ忘れっぽいから、長続きなどしない。いっそ全て壊れてしまえばいいとも思うが、壊してしまうことはたまらなく怖い。